暇人によるクルマ語り

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運転中に絶対やってはいけないこと

 

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 最近、"煽らせ運転"とかいうのが度々話題に上がりますね。一昔前に悪質な殺人紛いの事故が相次いで”煽り運転”というワードがトレンドになって、やがて「煽られる側にも問題がある」という認識が芽生えて現在に至ったと覚えています。

 この記事を見てくださっているほとんどの方は「煽られたくない」「事故を起こしたくない」と思っているはずです。最終的には運ですので、どう足掻いても煽られたり事故ったりはするのですが、これらの確率はあなたの心がけ次第で大幅に低減することが出来ます

 この記事では今まで運転してきて思った、そういった事態に陥りやすい運転の特徴を書いていきます。

 

 追い越し車線を走り続ける

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 煽られる運転の典型例です。Twitterで「煽られたので晒しちゃうゾ~」と映像付きでツイートして、かえって自分が炎上しちゃうパターンを何度も見てきました。

 本来、追い越し車線は「前方の車を追い越すとき」「右折のとき」にのみ走る車線です。ここをずっと走行車線(追い越し以外の車線)の車と同じ速度で走り続けるとどうなるでしょう。当然、本当に追い越しをしたい車が追い越しできなくなります。するとその車のドライバーはストレスを募らせ、車間距離が次第に短くなっていき…"煽り運転"へとつながるわけです。

 車間距離不保持は追突事故の原因の最たるものです。更に後続車のドライバーにはストレスも溜まっていますし、煽られているあなたも恐怖で余裕を失くしています。精神的余裕を損なわれると事故は起きやすくなりますので、相乗効果で事故の発生確率は格段に高まります

 追突事故の場合、普通は後続車の過失割合が高くなります。しかしあなたも"通行帯違反"で反則をとられますし、何より愛車や乗っている人や物が傷付いてしまいます。

 「追い越し車線は追い越しの時のみ使う」を心がけましょう。

 

トラックの前に割り込み

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 トラックという車は我々が思う以上に制動(ブレーキ)が悪いようです。満載時になると尚更です。

 言わずもがな、トラックのブレーキが間に合わなかった場合は追突に至るのですが、乗用車のそれとは比にならないの衝撃を受けます。後部座席が完全にひしゃげてしまう程です。

 事故に至らなかった場合でも賠償責任を負わされる可能性もあります。急な割り込みをされたとき、トラックは急ブレーキを踏みます。すると中の荷物は慣性で荷崩れを起こし、場合によっては損傷します。トラックドライバーの役目は「荷物を"無事に"届けること」ですから、荷物が破損した場合、運送会社は責任を負わねばなりません。ドラレコで足が付いた場合、その賠償責任は急ブレーキの原因となった車のドライバーへと向かいます

 乗用車に対してもやってはいけませんが、トラックの場合は尚更やめましょう。

 

大音量で音楽を流す

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 車を運転するときに最も大事なのは視界ですが、音も大事です。

 例えばクラクションを鳴らされたとき、その音が聞こえなければ危険が迫っていることに気づかず、事故になってしまうかもしれません。

 しかし、もっと大事なことがあります。緊急車両のサイレンが聞こえないということです。サイレンに気づかず、うっかり緊急車両と事故を起こしてしまった場合、こちら側の過失割合は無条件で8割を超えます。緊急車両の接近時は「原則として道路の左に寄るか交差点から出て停止しなけらべならない」と決められているからです。

 音量はサイレンの音が聞こえる程度にしましょう。